FC2ブログ

順と逆

ちょっと前のカメラ雑誌でこれと同じ特集記事を見ましたが、私もちょっと真似してみたくなりました。デジタル機しか使わない人には 「あ、そぅ。 んで?…」 程度の内容ですが、ワタシ個人的にはその記事の写真を見ているだけでも大変楽しかったです。

フィルム装填のナントカいう記事で、要するに 『フィルムをセットする時にリーダー部がどのように巻き込まれるか』 という、普段なかなか気に留めないところに着目した記事でして、面白そうだったので私の手元にあるカメラでもどんなだか探ってみようと思いました。

       〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

まずはNikon。左がF2で右がF3ですが、両方とも逆巻きですね。(以下、クリックでチョイ拡大)



次はBESSA R3MとOM-1。(よく見るとOM-1はスプロケットに噛んでない:笑) どちらも逆巻きです。

このように、35mmカメラだと乳剤面である肌色の面がクルッと出てくるのが逆巻きですが、結局私の手元にある手巻きのカメラは皆これでした。


続いてF6ですが、オートローディング方式だと当然順巻きですね。

消費期限切れフィルムで、蓋を閉めて空打ちしてから再度開けてみました。中でリーダー部がどのような動きをするのかは見たことがありませんが、からくり人形みたいに精巧な動きでしょうねぇ。ここがスケルトンになりゃ面白いのに(なったら大変なことになる ^^; )。


ちなみに昨年の今頃、しばらく知り合いからお借りしたCanon New F-1がこのたび再登場です。

このカメラももちろん手巻きですが、意外なことにこれが順巻きなんですよねぇ。
   …ん~、なぜだろ?

       〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今度は中判カメラいきましょう。左がMamiya RB67/右がHASSELBLADで、どちらも逆巻きです。

逆巻きのほうが、なんとなくピン!と張れそうな気がするな。中判カメラはフィルム面積が広くて平面性を確保するのも大変だろうから、当然逆巻きばかりだろうと思っていましたが…


いや〜普段使う時は全然意識していませんでした。



よく使うRolleiflexとPENTAX 67ll、どちらも順巻きだったなんて今知った(笑)。



ここで一つ疑問が。夜も眠れないほどではありませんが。
手巻きの35mm一眼レフに逆巻きが多いのは、そのほうが135フィルムのパーフォレーションに噛み込むスプロケットの歯数が多くなるから給送がより確実になる、という理屈はわからんでもないです。

だったら、打倒F2を目指して “眠れる巨人が目を覚ました” と謳われた完全プロ機のNew F-1がなぜ順巻きなのさ? ピントリングや絞り環をはじめ、両者は何から何まで回転方向を逆にしたがるので、『ここもついでだ。ハナシの種に逆にしたらきっと誰かが食いついて、くだらん能書きを垂れるに違いないからやってみよ』?…ってそれワタシじゃん(笑)。

中判カメラはというと、たまたま私の所有するカメラの場合はフィルムバック脱着式だと逆巻き ・ 非脱着式だと順巻きになっていますが、そもそもブローニーフィルムだとパーフォレーションが無いのでスプロケは存在せず、ただクルクルとフリーで回るローラーがあるだけ。なら結局、どっちでもいいんでしょうか? (^^;)

  ・ せっかくパトローネの中で巻き癖がついてるのに、無理して反り返らせたら痛そう
  ・ 或いは、急いでセットする際は順巻きのほうが都合が良いでごわす
  ・ はたまた、乳剤面を守ろうと考えた場合はですなぁ、え~と… ○△×※☆$ …

まぁ、各社各様の目論見が何かあるんでしょうが、いずれにしてもさっぱりわからん (#^.^#)ゞ 。この深〜い (であろう) わけをご存知の方、誰かいらっしゃいませんかねぇ…

       ~・~・~・~・~・~・~・~・~

『 さぁ見てごらん。蓋を開けると…ほ~ら中はこんな仕組みになっておるのじゃぁ… 』…って、裏蓋を開けただけで簡単にこんなギミックを目にすることが出来る、たったこれだけのことでワタシ個人的にはすごくオモロイ題材です(笑)。

デジタル機でカメラボディを主題に記事を作るとなると、とかく性能を比較した内容がほとんど。絵作りに関する記述=性能の指標となりがちで、「数値が大きけりゃそれが高性能の証」 という方向に向かってしまうのは製品の性質上致し方なく、それを除けば書き込みスピードやボタン・ダイアル配置の良し悪しでブリブリ文句を言うのが関の山でしょう。

こんなメカニカルな作動部をいくら探してもデジタル機には存在しませ…もとい、ボディをバラして徹底的に探し求めるのはどうぞご自由にですが、その中に興味をソソるものは…無いと思いますよ。 (^^)ノ゛


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちわ!

これは個人的な感想ですが 逆だとクランクレバーに適度の抵抗感がありフイルムを巻いてると言う感じがします
でも順だと滑らかで巻き上げ感があまり感じません その結果ライカM7で失敗しました
てっきりフイルムを巻き上げてるもんだ思ってしまいました (T∇T)

No title

yk-jijichanさん、こんにちは。

巻き上げ抵抗…なるほど、一理ありますね。
私個人の感想としては、逆巻きのほうが最初の挿入時にスプロケの歯を合わせ易いと感じます。
現像時にフィルムリールに巻きつける時も、ほんの少しですが巻き癖が緩やかになっていて溝に滑り込ませ易く、特に冷蔵保管が長かったフィルムだと尚更ですね。

No title

shirokuma-nikonさん、こんにちは。
件のHPの件、了解しました。
和泉さんの記事が掲載されたあのアサカメ、私も持ってます(笑)。
極地改造ボディが順巻きだったとは知りませんでした。
昔のフジは36枚撮れなかった件、順巻きだと最初が滑って外れ易いのでしょうか、そこの空撃ち余白を多めにとってそれを防止する狙いがあるのかもしれませんね。
そういえば、オートローディングのF6で撮ったフィルムも1コマ目までの余白が長いです。
ん~面白い、興味は尽きませんねぇ…(笑)。

No title

こんにちは。

本文に全く関係ないご相談で失礼します m_m
先日遂にやってしまいました。Kodak の EPR と 400VC を何故か完全に勘違いしていて、400VC 1本 ISO64 で撮りきってしまいました。2+2/3 段オーバーだと、いくらネガでもだめでしょうか?

現像出したらどうなりますかね?無駄と分かりきっていてれば、たいした物を撮っていた訳ではないのであきらめようかとも思っています。減感現像するのもありなのかなあとか色々考えています。

No title

こんばんは。
やっちまいましたか…
おおかた3段の差はちょっと厳しいでしょうね。
ただ、カメラ内のメーターで測光したもの(反射光式露出計)ならある程度の誤差を生じるものなので、全滅ではないかもしれません。
減感現像も一つの手ですね。
ただ、当然割高になるはずですので事前見積は取っておいたほうがいいでしょう。

そのまま捨ててしまえば二度と手元には戻ってきませんが、どうにか救えるカットがある『かもしれない』…に賭けなければならない大切な写真があるのなら、現像する価値はあります。
たとえ失敗していても、捨ててしまったカットは後でいくらお金を積み重ねても買えませんから。

No title

ありがとうございます。もし現像出すから減感現像かな、と思い始めています。ただ、前に増感現像した時に、かなりな値段だったので、未だ決めかねています。とりあえず捨てる事はないので、冷蔵庫で保管しながらもうしばらく考えてみます。
検索フォーム
プロフィール

kgr

Author:kgr

カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
コンパクト月別アーカイブ
リンク
天気予報

-天気予報コム- -FC2-